学校日記

2学期終業式より

公開日
2013/12/20
更新日
2013/12/21

校長室から

9月2日 夏休み終わりに寺澤先生のご逝去の連絡が飛び込んできた。葬儀では寺澤先生が好きだった松任谷由実さんの飛行機雲が流れていた。本当に飛行機雲に乗って大空に旅立ってしまわれたんだと思った。

9月6日 西の空が真っ黒になって、突然の大雨。帰す時期を逃してしまった。市より下校許可がなかなか下りなかったので長く体育館で待機が続いた。帰す時刻がもっと早くあったのではないかと反省した。

9月7日 管内合同練習会水泳大会があった。本校は女子が4人しかおらず篠田奏美さん、鈴村依里さん、東南美恵さん、田上晴香さんが個人種目からリレー2つとフル出場で頑張っていた。一人でも欠けたなら大変である。

9月8日柴田先生が夏だというのに太ったみたいである。ひげも生えておりパパイヤ鈴木かと思った。

9月15日管内合同練習会バスケット男子の応援に行った。逆転して「よし!勝った」と思った瞬間から雲行きおかしく逆転負けだった。勝負の怖さを知った。3年生のバスケット部員とツダヒデキ君が応援に来ていてくれた。

9月18日体育大会が行われた。「基準」と3年の山下翔大君の気合いの入った言葉がグランドに響いた。これにより非常に締まった体育大会となった。指令台に立ちみんなの目をみた時、学校が変わっていくことを確信した。

9月25日バレー部の目標を川合優妃美さんが習字で書いてきた。あまりのうまさに先生方がびっくりしていた。

10月12日管内駅伝大会が一宮県営グランドあった。女子の第一走者がスタートし、とんでもなく遅く一人の生徒がグランドを出て行った。本校の小松柚葉さんだった。後から聞いたのだが外反母趾でとても走れるものではなかったそうである。それでも必死に走って戻って来た彼女に観客席からその日一番の大きな拍手があった。

11月1日門で下校指導をしていたなら山上莉奈さんがいきなり、手でピストルをつくりバーンと撃ってきた。こちらもリアクションしなくてはいけないかと思い胸を押さえた。変わった生徒がいるもんである。

11月2日江南市の弁論大会があった。最優秀賞の中川結貴さんの発表はすごかった。しかし、岩槻壮哉君がもう少しゆっくり文化祭の時のように話しかけたなら違う結果になっていたかもしれない。どちらにしろ魅力ある発表だった。

11月9日文化の集いがあった。ステージ発表では3の3がみんなで作ったビデオの中で柴田実希さんがボールキャッチした時のドヤ顔がおもしろかった。また、ペンライトのダンスは時々、光の色が合ってないところがおもしろかった。でも一瞬、暗闇(くらやみ)で見えた彼等の真剣な顔にどきっとした。今までの練習が想像できた。

11月14日大垣日大高校の阪口監督が学校に来てくださった。3人ばかり気になる選手がいると言ったならすぐ観にみえた。軟式野球でも高校の先生はしっかり観ていてくれることがわかったと思う。

11月15日県駅伝にでかけるみんなを見送った。窓越しに3年生が「頑張ってこいよ」と応援していた。その中でも田中志宜君の顔がはっきり見えた。彼はいつもポケットに手突っ込んであいさつするのでいじめてあげる生徒である。でも彼はいつも笑顔で対応してくれるところがとてもよい。あんな子をどんどん育てたい。

12月9日 落ち葉の季節になり、倉庫も落ち葉で一杯であるが、3年5組の小澤由夏さんが、手伝いますと落ち葉をネットの中に進んで入れていた。

12月12日合唱コンクールがあった。指揮者、深田海人君の背中をずーっと見ていた。こちらからは見えないがみんなに配る目は、ものすごい真剣に満ちたものがあるように見えた。歌だけでもすごいのに彼の背中だけで涙が溢れそうになった。これぞ宮田中学校、これぞ愛する生徒達。胸を張りたい。

さて、生徒諸君、長かった2学期もあっという間に過ぎました。いかかでしたか?生活を大きく乱した生徒が出てこなかったことが嬉しいです。短い冬休みですが、体には十分注意してください。嫌なのは交通事故です。決して飛び出すことがないようにお願いします。全員が元気にこの場に戻ってこれますことを祈念して先生の第2学期の終業式の話とさせていただきます。良いお年を迎えてください!