サイドブレーキ(パーキングブレーキ)は使えば使うほど甘くなる!
- 公開日
- 2014/02/01
- 更新日
- 2014/02/02
校長室から
1月29日、東武東上線の踏切でDレンジのまま※パーキングブレーキをかけ、郵便ポストへ行っている間に車が動き、車は踏切に入り電車と衝突したという事故が報道されていました。
これには正直驚きました。Dレンジとは普段のドライブで車が動くレンジです。それをパーキングブレーキだけで車を停車させておくことことは不可能と思っていたからです。保護者の皆様でこのような停止の方法で行ってみえる方はみえますか?一般には車を停めている時はDレンジでフットブレーキ(単なるブレーキで足で押さえている)、N(ニュートラル) レンジでサイドブレーキというのが正しいようです。
ちなみにDレンジでパーキングブレーキでも停まりますが、このパーキングブレーキ、車検などではすぐ効くようになっていますが、使うたび、伸びていき甘くなっていくこともみなさん知ってみえますよね?これを知らないと過信してしまうのです。
いずれにせよ、事故された方は大変です。電車を止めたりするととんでもない賠償請求が発生します。ポストに行くとき(本当はこれがいけないと思います)はPレンジに入れさえすればこの事故は防げたことだっただけに今までの癖を誰かが指摘してあげていればよかったかもしれません。あまりにも結果が悪すぎです。
※従来は床のブレーキレバーを手で上に引き上げたり、 ダッシュボード付近から手前に引っ張り出したりしていたことから、「ハンドブレーキ」「 サイドブレーキ」と呼ばれていた。しかし、近年、足踏み式になりパーキングブレーキと呼ばれている。