国府宮はだか祭り、本日開催!
- 公開日
- 2014/02/12
- 更新日
- 2014/02/12
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本日、国府宮で行われる「はだか祭」が行われます。名鉄の特急も今日は臨時停車するのではないでしょうか。この「国府宮はだか祭」すごく有名です。起源など調べてみました。
奈良時代の称徳天皇が全国の国分寺に悪疫退散を祈れと勅命を発したとき、尾張国司が尾張総社である国府宮の尾張大國霊神社で厄払いをしたのが、神事となって現在まで伝えられているそうです。
祭りの開催日は毎年旧暦正月13日、42歳と25歳の厄年の男を中心に、尾張一円から、サラシのふんどし、白足袋をつけただけの数千の裸男が集まります。寒さを吹き飛ばす「ワッショイ」のかけ声と、もみ合いの熱気が国府宮神社にはち切れます。
裸男たちは、群をなし威勢良く「なおい笹」を捧げて、拝殿へ駆け込みます。これは、裸になれない老若男女が氏名、年齢等を書いて祈念を込めた布(なおいぎれ)を結びつけた青竹を、裸男が身代わりとしてかつぎ込み厄除けを祈願するのです。
午後4時半過ころ、参道の一角に素っ裸の神男(しんおとこ)が一団に守られてひそかに登場します。それを見つけた裸男たちが「ウォーッ」と殺到し、神男に触れて厄を落とそうとすさまじいもみ合いになります。(これが実に神男様にとっては危険なことなんです。触れるだけでいいものを・・・。)裸男たちに浴びせられる手桶の水は、体熱でたちまち湯煙となり、水にひるむスキをついて、神男の一団がジリジリと境内右手奥の儺追殿へ達するまでの一時間弱がこの奇祭のクライマックスです。過去には亡くなられた神男の方もみえます。怖さと迫力の国府宮はだか祭り、本日開催です。
※写真の中央に素っ裸の神男様がみえるのです。みんな触れようと突進します。