校内めぐり 40 【野球部】
- 公開日
- 2014/03/18
- 更新日
- 2014/03/18
校長室から
昨日、野球部を特訓してきました。野球は楽しいです。高校野球は幼い頃からほとんど観ていました。地元チームが負けると、大屋根の上に乗り、甲子園と瓦に書いた思い出もあります。高校時代になると同じ中学校のチームメイトが甲子園のマウンドに立ちました。これには自分のことのように嬉しく思いました。大学時代は今の巨人監督の原選手が甲子園で活躍しており、丁度、甲子園に観に行った時、試合中でした。東海大相模の試合が終わると、周りにいた女の子達が急にいなくなり淋しい思いと差別を甲子園で味わった思いがあります。
そんな私の野球好きからでしょうか、顧問も会議でいませんし、はりきってしまうわけです。部員達は厳しいのが大好きみたいで、どんなに厳しくしてもついてきます。野球というのは運動量の確保が難しいスポーツで、昔みたいにノック、フリーバッティングのメニューでは汗さえ出てきません。いかに基礎から全員にたたき込んでいくか、しかも見学時間、球拾いなしで、やっていくかが大切と考えます。1時間30分ぐらいキャッチボールから2人手投げノックまでやってみました。どの部員も汗びっしょりでした。でも、笑顔で応えてくれた部員達、素晴らしい素直さを見せてくれました。
宮田中学校の野球部は過去の歴史から言ったなら宮中の顔だと思います。プロ野球選手も輩出しております。この宮田という地は、野球熱が非常に高いところでもあります。是非、保護者の要望に応えていきたいという思いがあります。
さて、夜、布団に入り反省したことがあります。それは最後の定位置に部員をつけてノックしたことです。各ポジションにはレギュラーの部員とそうでない部員がいると思うのです。昨日、各ポジションには一人ずつしかいなかったです。つまり、レギュラーノックと言ってしまったから試合に出ていない生徒は隅の方でティーバッティング練習の方にまわっていたのです。(今日、聞いたなら2人いました)これを布団の中で気付いたのです。これは必ず二人を争わせなくてはいけないことです。例えばレフト2人いるならノックも2倍打ってあげなくてはいけないかったのです。嫌、むしろ、試合に出ていない子に対し、余分にしごいてあげ、うまくさせるのが監督かと思うのです。それがチームを強くする方法かと思うのです。レギュラーノックという言葉が選手と私の間で認識が違っていたことを悔やみました。申し訳ないことをしたという思いが布団の中であり、早く明日にならないかなと思いました。