学校日記

校内めぐり 41 【出会い】

公開日
2014/04/02
更新日
2014/04/02

校長室から

4月1日に新しく先生が本校に赴任しました。新しく異動された先生は江南市の体育館で10時30分に新任・転任者辞令伝達式に臨まれます。ところがその前に、ソフト部と野球部は新顧問の練習が始まりました。このことをHPにあげたものですから西の方の先生に、「あれ?少し早くないですか?」と忠告のイェロカードいただきました。(ありゃ、でも本心は羨ましいと思うのです。そこまで燃えた先生が異動してきたのかと・・・。)

そうなんです。本来なら学校内で新転任の先生は生徒と会わないようにし、入学式前の着任式で「はい、どーぞ!」と言うのが普通なんです。でも本校そんな余裕有りません。生徒にも時間がないんです、特に3年生には。運動やりたくてしかたがない生徒が一杯いるのです。
野球部と東猴先生が最初に出会うシーンはすごく良かったです。東猴先生がすでに宮田中野球部のことをよく知っていたことは子ども達にとって驚きだったと思います。市の江南リーグに秋に応援に行ったとき、後ろから「先生」と声を掛けてくれたのが東猴先生でした。犬山中野球部員のバッテリーをつれて、打者の弱いところや球種をチェックしてみえたのです。大変驚きました。また、その時の犬山中生徒の礼儀正しさと素直さにも驚いたものでした。
こんな小さな大会まで見に来ている、したたかな監督。中学時代から負けず嫌いな性格変わっていないなと思いました。(実は3年間、体育を教えているのです)

東猴先生の部員に話しかける言葉、感動しました。部員もうなずいて聞いていました。伊藤君とか石黒君は嬉しかったでしょうね、名前出してもらえて。(でもこの二人だけでないんです。もっと他の部員のことも知ってみえるのですが・・・。)
そして最後に言われた言葉、「3年生は時間がないから一日一日大切に送っていかなくてはいけない」この言葉が全てだと思いました。それが赴任前の朝練習に繋(つな)がっていたと思います。野球部に期待しています。