校内めぐり 63 【西尾張陸上大会】
- 公開日
- 2014/07/05
- 更新日
- 2014/07/05
校長室から
西尾張陸上大会に行ってきました。朝の雨にはどうなるんだろうと不安になりました。せっかく、ここまで頑張ってきただけに、最高のコンディションでやらせてあげたいと思うのは誰もが同じだと思います。
その雨の一番ひどい中で女子400mリレーがありました。バトンパスの難しさが出てしまいました。陸上部じゃない方がうまくバトンが渡る時があるというのでしょうか、目で確実に渡していくチームの方が強い結果となってしまいました。悔しさがよくわかります。
驚いたのは400mの小塩君です。予選、残るかなと思っていたなら、何とか決勝へ進出。そして決勝でなんと第3コーナーでトップに立って、そのまま1位の選手とデッドヒートして2位でした。本番にベストの力が出せる生徒ってどんな心をしているのでしょう。驚きました。家族のTシャツパワーもすごかったです。
猿渡り君の100m入賞おめでとう。驚いたのはリレーでのアンカーの追い込む時のスピードです。一気に3位まで押し上げてくれました。彼は友達のため、チームのため、学校のためという時に力を出し切る生徒かもしれません。あの追い上げ格好よかったです。
成瀬君、昨年度は優勝候補と言われ悔しい思いをしただけに今日の優勝は良かったです。後、5センチ、全国は一番近いと思うのです。頑張ってください。
女子では藤崎さん、落ち着いていました。「何故、スポ少やっていて陸上に入ったの?」と聞いたなら、「個人種目がやってみたかったし、集団だとみんなに迷惑かけるから」と謙虚に話してくれました。一人黙々、頑張って来た成果が出ました。
最後に、一日テントにいて、ようやくチームになってきた感じがしました。後片付け、応援など昔の西尾張10連覇した当時の宮田中学校チームの雰囲気になってきた感じがしました。小林寛太君が棒高跳びマットの上で片付けに頑張っていました。昔からボランティアの宮田中でした。「人より苦労しよう」そんな雰囲気が出てきた時、チームは強くなっていくのではないでしょうか。練習でも人より苦労することを知るのです。少し、成長してきたみんなを見てグランドを後にしました。1・2年生諸君、もう来年の戦いは始まっています。