校内めぐり69【吹奏楽コンクールを観て】
- 公開日
- 2014/07/27
- 更新日
- 2014/07/27
校長室から
吹奏楽部の愛知県コンクール西尾張予選会を観させていただきました。課題曲と自由曲の2曲を演奏するのですが、生徒からは緊張感がよく伝わってきました。観ている方もどきどきします。
思えば練習中に部長の小山さんが「絶対、金賞とって県大会へみんなでいこう!」と何度も部員に話していたことを思い出しました。何度も何度も、泣きそうになり佐野先生の指導に応えていたシーンや曼陀羅寺で楽しそうに演奏していたシーンが走馬燈のように流れましたが、もう最後の勝負なんですね。
2年半を12分に詰め込んで勝負ですか・・・。どの運動系より短く、緊張するなというのが無理でしょう。しっかり演奏してくれました。外にでてきた部員の中にはもう泣き出している生徒もいました。保護者の方の中にも・・・。
そして、結果発表は夕方に行われました。結果は「銀賞」だったそうです。堀場さんが終わった後に「出し切ったものだから悔いないです」と言ってくれました。でも聞けば、発表の結果を聞いた時は多くの部員が泣いたそうです。県へいけなかった悔しさもあると思うのですが、今までやってきたものに終止符を打たれたことの淋しさもあるのではないでしょうか。
管内吹奏楽演奏会が7月31日に行われます。これってすごいなと思います。運動部なら一気にさよならなんです。吹奏楽部は最後はみんなで笑顔で終わろうとする会があるんですね。その日、みんなで最後の思い出を作ってきてください。
最後にチームをまとめてここまできてくれた部長の小山さん、そして、部長を中心によくまとまって頑張ってきたみなさん、本当にご苦労様でした。