校長です・・・、校長です212 【独身時代の花火】
- 公開日
- 2014/07/27
- 更新日
- 2014/07/29
校長室から
校長です。昔、友達と花火を観にいきました。
校長です。下で観ると、地面が響くのです。
校長です。初めて近くで観て、感動しました。
校長です。でも上ばかり観ていると疲れます。
校長です。周りを見てみます。
校長です。カップルの方がおり、男性がギターを弾いています。
校長です。「岬めぐり」の曲です。
校長です。『この野郎〜、うらやましか〜』と思いました。
校長です。でも岬めぐりの曲は別れた後の歌詞です。
校長です。きっと別れると確信しました。(おぃおい)
校長です。よくよく見ると周りはカップルばかりです。
校長です。男同士は我々ぐらいでしょうか。
校長です。それから花火が嫌いになりました。
校長です。花火は遠くから見るものと決めました。
校長です。あの音がたまらんとです。
校長です。淋しさを運んできます。
校長です。「諸行無常の響きあり」、そのままです。
校長です。常に生きる者全てが変わりつつあるという意味です。
校長です。花火がまさにそれです。
校長です。打ち上げられ音を出しながら形を大きく変えていきます。
校長です。それを観ているカップルにも変化が忍び寄ります。
校長です。そして、別れが来ます。
校長です。そしてこちらにまわってくるのです。(おぃ)
校長です。独身時代の花火への思いは淋しものでした。
校長です・・・、校長です。