学校日記

外国人は何故生ものがダメになったか!

公開日
2014/07/30
更新日
2014/07/30

校長室から

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AET(アシスタント・イングリッシュ・ティチャー)としてアメリカから来た友達が、帰国し、彼の友達を連れて日本に来たのです。その時、日本が初めての友達は日本の生活に驚くことが一杯あったようです。
 昨日も書いた食事編では特に大きな違いがあるのです。しゃぶしゃぶなどは1回だけでしゃぶしゃぶと言いながらやるんだよと教えているのに10回以上、しゃぶしゃぶとやっています。彼にすれば肉はよく加熱しなくてはいけないという気持ちがあるようです。何故に生ものに対しこんなに差がでるのでしょう。調べてみました。

一言で言えば、食文化の違いのようです。日本には昔から凶悪な寄生虫や細菌がいなかったのです。ペスト菌やコレラ菌がそれらの代表選手です。欧米には実に凶悪な細菌が多いのです。だから欧米では生食文化が育たなかったのです。逆に日本では江戸時代に蘭学が起きるまで全然科学が発達しなかったため、人々は警戒心を持たずに刺身を食べ舌鼓を打ちました。
ここに生ものに対し大きな差が出てきたのですね。今日も刺身の半額セールねらってみますか。(実際は半額より、もっていけ泥棒セールですが・・・。)