校内めぐり 90 【3年生の生徒のみなさんへ】
- 公開日
- 2014/12/10
- 更新日
- 2014/12/10
校長室から
3年生の保護者会、雰囲気が1・2年生と全く違いました。今は日が短いので、窓ガラスに自分の姿が4時過ぎには映り始めるのですが、それが淋しさまで連れてきます。廊下のストーブが淡々と燃え、無言で待つ親子を見ると、つくづく進路は孤独だなと感じさせてくれます。それぞれが、ここからは別々の道を選ぶのですから当然と言えば当然かもしれません。
『希望校へ入れてあげたい』担任は誰でもそう思っているでしょう。しかし、そこにはその高校の求める実力がないと入れません。9教科の内申点も大きく左右してきます。教科の提出プリント1枚でも最後の最後に効いてくるかもしれません。一生懸命、発表した態度も最後の最後に認められるかもしれません。ただ言えるのは本校の3年生、みんな精一杯頑張ってきたということです。そこで出てきた例えば内申点、例えば実力テスト点は今の自分の精一杯の点ではないでしょうか。
それと高校は将来の自分への通過点に過ぎないことも忘れてはいけません。高校がゴールでは決してありません。高校で学び社会人になるも、大学へ進むもあくまでも通過点です。
また、高校にはいい高校、悪い高校なんてありません。生徒諸君が入った高校で頑張って伸びたなら、君にとっていい高校だったと言えるのではないでしょうか。
さて、いよいよ2学期も終わろうとしています。3年生にとって12月が終わり新年に入ると、駅伝で言うならコーナー回ったらゴールが突然、見えてくるような感じになると思います。3年生諸君、旅の緒を整えてください。急ぎなさい。