工業高校の校長先生が来校されて
- 公開日
- 2014/12/11
- 更新日
- 2014/12/11
校長室から
近くの工業高校の校長先生が訪ねてみえました。多くの事を話していただきました。少し生徒諸君にも伝えたいと思います。
今、日本は好景気です。少なくともこの地域の大企業は潤(うるお)っています。航空産業はこれからの日本を代表する業種となっていくようです。ところが、この産業では世界に挑戦するには例えばビスひとつ取ってみても、打つことをできる人を会社は求めるのでなく、完全にできるプロフェッショナルの人を求めるそうです。それは普通の人ではできない領域だそうです。もっと具体的に言うならば自ら考え、工夫を凝らし自ら成長していく優秀な生徒にしかできない領域だそうです。このビスを打つ職人にはすごい専門性が要求されそれなりの給料が支払われるそうです。
この飛行機のビスだけでなく、今は車製造でもどんな職種でも、プロフェッショナルになりうる人材を求めてくるそうです。プロフェッショナル、イコール優秀な人材なんです。やる気があり賢く、健康な人なんです。
また、ここの工業高校を卒業した今、40代の優秀だった彼はもう大手電力会社の所長になりこれこそ給料でも信じられない額をいただいてみえるそうです。指導している社員の中には国立大学出の方も一杯おり、工業高校卒業でもこのような地位に就けるそうです。
どの職種を取ってみても工業高校から就職できる割合は非常に高く、求人倍率も非常に高いようです。また、就職して仕事を離れる方も少なく、高校の実践などが良い影響を与えていると考えてみえました。
そして、どうか、優秀な子に工業高校を選んでいただきたいとのことでした。
1・2年生のみなさんにも伝えます。