マララさん、あなたの演説聞いて涙しました
- 公開日
- 2014/12/11
- 更新日
- 2014/12/11
校長室から
マララさんは11歳のころからインターネットを通して、タリバンによる女性教育に対する弾圧の実情などを訴えてきました。2012年には、スクールバスに乗っていたところをタリバンの武装グループに襲撃され、重傷を負ってしまいます。しかしその後も、恐怖に屈することなく活動を続け、世界中から大きな称賛・支援を集めたのです。
その功績が認められ、ノーベル平和賞を授賞したのでした。式では教育を受けられない少女たちを代表し、世界に向けて演説しました。
「孤独な声ではありません。一人ではありません。私は、教育の機会を奪われている6600万人の少女です。この声は6600万人の少女たちの声なのです」
「銃を与えることは簡単なのに、なぜ、本を与えることがそれほど難しいのですか。なぜ、戦車を作るのは簡単なのに、学校を作るのは難しいのですか。子どもたちが教育の権利を奪われるのはもう終わりにしましょう」