校長です・・・、校長です 314 【「風に立つライオン」奥が深すぎて・・・。】
- 公開日
- 2014/12/23
- 更新日
- 2014/12/23
校長室から
校長です。さだまさしさんの「風に立つライオン」ご存じですか。
校長です。毎年、日本では若者が国際協力へ海外へ旅立ちます。
校長です。彼等は電気もない水道もない異国の土地に出かけます。
校長です。時には飢えや病とも戦いながらです。
校長です。ある者は井戸を作るために出かけます。
校長です。ある者はその看護のために出かけます。
校長です。彼等は青年海外協力隊と言われています。
校長です。彼等は熱い思いや憧れを追います。
校長です。そして、いくつかのものを犠牲にしながら故郷を後にします。
校長です。そしてそれが「大切な人」である場合もあったのでしょう。
校長です。「風に立つライオン」はそこで医師を選んだ一人の実話です。
校長です。彼は医者としてナイロビの地に渡りました。
校長です。彼がここに来て3年、彼女から手紙が届きます。
校長です。彼は返事を書きます。
校長です。この返事がこの曲なんです。
校長です。彼女と見た千鳥ケ淵の夜桜を何度も思い出しています。
校長です。感動を彼女と分けたいと言ってます。
校長です。ビクトリア湖の朝焼けです。
校長です。100万羽のフラミンゴです。
校長です。彼女への辛い思いが伝わってきます。
校長です。でもなにより彼はここの人々の幸せを求めます。
校長です。医者として使命感を優先します。
校長です。辛い一節があります。
校長です。「あなたや日本を捨てた訳ではない」と。
校長です。彼は言い切ります。
校長です。「よどみない生命を生きたい」と。
校長です。「風に向かって立つライオンでありたい」と。
校長です。最後の文章が泣けます。
校長です。「あなたの幸福を遠くから祈っています」と。
校長です。「おめでとう、さよなら」と。
校長です。一人の女性への想いを消すように感じて仕方がありません。
校長です・・・、校長です。