先生になりませんか?素晴らしい仕事ですよ!
- 公開日
- 2015/01/03
- 更新日
- 2015/01/03
校長室から
宮田中の卒業生で多いのは教師です。多くの方がこの管内でも活躍されています。東猴先生も北村先生も、この宮中卒業生です。君たちで知っている先生で、犬山中バスケット部顧問の篠田先生もこの宮中です。みなさん、先生になりませんか?
そんな教員を目指そうとする君に伝えたいと思います。この世界は実に多くの涙を流す機会があります。「さよなら」はその典型的なもので、卒業式では教え子が去っていきます。一生懸命教えた子達ともいつかは別れなくてはいけません。
さよならだけではありません。中学・高校では大会があり、生徒と共に頂点を目指し頑張るわけですが、頂点は1校しか味わえません。みんなと一緒に夢を追いかけ、それが叶わなかった時の悲しさ、毎年味わえるのです。すごいロマンだと思います。
生徒指導でも心配した生徒がすごくよくなって、「先生、ありがとう」と言ってくれたとき、泣けるものです。社会人となり「先生と会わなかったら今の自分はありません」と嘘でも言ってもらうと先生やっていて良かったと思います。是非、この世界の素晴らしさ味わっていただきたいものです。
私の尊敬する先生に、山口 良治(やまぐち よしはる)という先生がみえます。この先生は、京都市立伏見工業高等学校 ラグビー部総監督であり、映画・TVドラマ『スクール・ウォーズ』のモデルとなった教師です。(科目は体育)。荒れた高校をラグビー日本一の学校に変えたことで有名です。(今は監督は引退されています)この先生の生き方・指導方法が大好きなんです。そして何より、泣き虫先生なんです。涙腺が本当に弱い先生なんです。そこに、この人の生き様をみるのです。(ちなみに私も涙腺無茶クチャ弱いのです)素直な気持ちで子供と接する、この先生から教わったことです。
写真は今年の岐阜県のラグビー決勝の時のものです。自分が頑張っていた姿を忘れないためにも毎年、決勝を観に行くのです。