何故、大阪の高校野球は強い
- 公開日
- 2015/01/12
- 更新日
- 2015/01/12
校長室から
プロ野球の世界では大阪出身者が占める割合は高いです。
大阪の甲子園常連校と言えば上宮大子、大阪桐蔭、PL学園 、履正社、北陽 、近大附属、桜宮高校などがありますが、本当に強そうです。ここと当たると『あちゃ〜、苦しいぞ』と思います。それほど強いイメージで、今、全国の高校野球の監督さん方は「打倒、大阪」で燃えているとも聞いています。特に今は大阪桐蔭高校がその頂点でしょうか。
個人的にも大阪から多くの有名選手が出ています。阪神の藤波選手、少し年配では桑田投手、清原選手でしょうか。ダルビッシュは東北高校で活躍しましたが彼も大阪出身です。大阪だけで高校進学を決めると甲子園が1校しかいけず、全国各地の高校に散って行くのです。甲子園で中学まで一緒にやっていましたということがよくあるのはこの理由です。
では何故に大阪が強いか、調べて見ました。それはボーイズの指導が半端でないと言うことです。選手達もボーイズから甲子園常連校、さらにドラフト会議、そしてプロとしっかり夢を描いているそうです。
では何故、指導が半端でないのか、忘れていけないのがPL高校の存在です。少し前まで、高校野球と言ったならPLというぐらい王座に君臨していたのです。そこへ選手を送ったのが今の大阪のボーイズさんの指導者さん達ですから、そこには指導技術と意地とプライドがあります。よって半端でない指導ができあがってくるのです。
さらには、この指導者さん達への尊敬と信頼というかテレビなどにも何度も取り上げられる機会が多く、立派なプロ的な指導者というのでしょうか、他地区との違いも見逃せません。
さらにはこの大阪へ野球をしにくる無法ぶりの選手も出てくるのです。彼等の夢は甲子園出場ではありません。「日本一になったろう」です。そして「日本一になるには大阪や」です。先ほど書いたように大阪は外に選手を出す地区でもあるのに入ってくる選手も多いのです。日ハムの中田翔選手も広島から大阪桐蔭高校です。これはすごい自信のある選手しかできないことです。大阪の時代はPLからつくられた、この意見にみなさんはどう思われますか。