いつの時代も恋愛は辛いものです
- 公開日
- 2015/02/16
- 更新日
- 2015/02/16
校長室から
2月15日、日曜日の中日新聞の発言「初恋編」でご年配の方々の投稿が載っていました。戦争時下や終戦後においてもこれほど綺麗な恋愛があったのかと思うと悲しくもなり、嬉しくもなりました。その中で88歳の女性からの投稿を簡単に紹介します。
『終戦後、100人ほどの会社に勤務し、女性は3人でした。ある時、同僚の女性から私のことを噂している人がいると聞き、気になって探し当ててみると、二つ年上の人でした。その人の働く姿を眺めているうちに自分の心が少しずつ傾いていきました。しかし、恥ずかしくて普通に話すこともできず、胸が高まって苦しいときもありました。恋なのか愛なのか、初めて味わう思いでした。
数年経ったある夜、突然その人が家に訪ねてきました。私は数ヶ月前に今の亡き夫と結婚の約束をしたばかりでした。言いようのない気持ちで婚約したことを伝え、彼に帰ってもらいました』
この当時の恋愛感覚は誠実、純愛とでもいうのでしょうか・・・、聞いて切なさを感じる話です。保護者のみなさんはどう感じられましたか。生徒のみなさんはどうでし