新1年生の部活動入部にあたり
- 公開日
- 2015/04/17
- 更新日
- 2015/04/17
校長室から
1年時の女生徒数が非常に少ないために、部活運営を考えさせられる事態となりました。本校の特徴として、文化部に流れる生徒が多く、運動部が衰退していくというのが現実でした。ソフト部、バスケ部、水泳部、剣道部は学年だけではチームが組めない状態です。さらに今年は、第一希望調査により、剣道部、水泳部、バレー部が学年で組めない状態というより希望者がほとんどいないという結果になっています。
女生徒の部においては、もうどこかの部をたたまないといけないのでしょうか。たたむとなると、文化部の対外試合のないところからと考えがちになりますが、身体的なことや趣味・特技的なこと、どこかの部に入り、何かの原因でついていけなかった生徒の為にも残すことも考慮していかなくてはいけません。そこで、多くのことを考え、新1年生女生徒に対しては手芸文芸部、手芸調理部を最小人数で運営していこうと考えています。入部に関しては学年・学級の先生に相談ください。無理には閉め出しはしません。ご安心ください。
保護者の皆様、多くの部がこれからもうまく運営できるように、ご協力ください。部の定員もなるべく第一希望でもっていってやりたいものですから、吹奏楽部が最大適正人数12人とさせていただき、後はみんな6〜10人となると思います。これで、もし、美術部、手芸調理部が従来通り部員を集めたならどの部も定員がさらに−2〜−1となります。
校長として本年度の異常に少ない女生徒数は昨年度から心配して、このホームページに2度考えて頂きたいと載せてきたことです。どの部も事情があると思います。また、簡単に廃部にしてしまうと今後、高い志で本校に入学してきた生徒の夢までも奪ってしまうと感じています。どうか、どの生徒も第一希望で活躍してくれることを希望します。うまく自分の夢見る場所を確保していただきたいと願っています。(校長)