朝会より 【がけっぷち】
- 公開日
- 2015/04/27
- 更新日
- 2015/04/27
校長室から
もう後がない。これを崖(がけ)っぷちと言います。この字はスラムダンクで湘北高校の名マネージャー彩子さんが、もう湘北高校が負けられないという時に書いて体育館に貼った書なんです。
春季合同練習会を観させていただき、真っ先に思ったのはこの言葉、「がけっぷち」でした。バスケットボール男子、試合後、暗い通路で輪になって反省をしていました。キャプテン稲見君の涙が印象に残りました。辛いだろうなと思いました。また、泣けるぐらいにならなくちゃ、泣けないような練習の取り組みでは困ります。
サッカー部の試合も観させていただきました。相手にどんどん点を取られていく、選手はどんな気持ちで試合しているんだろうと思いました。ましてや試合に出られ部員は何を考えて観ているんだろうと思いました。
もうがけっぷちにきています。勝つとか負けるとかそれを問題にするのでなく、本当にみんな力を出し切っているのでしょうか。グランドで体育館で両手を膝の上において、うつむき、ハーハーやっている姿見たことないです。まだジャージ着て、練習している部活、本当に走ったならジャージなんてきてはいられないんです。マスクなって汗かいて気持ち悪いのではないでしょうか。本当に今の状態が全力でしょうか。出し切ろう!ぶっ倒れるまで頑張ろう!強くなりたい人に伝えます。補欠でクソーと思っている人に伝えます。
■一つ:サーキットを人の2倍やりましょう!足が必ず速くなります。球が速くなります。走りに走ってください。
■二つ:練習が復習になっていないですか。練習をしましょう。持っているものでやっている内は復習です。チャレンジして練習です。限界に追い込んで練習です。
■三つ:悔しさは忘れないでください。部活だけでなく、勉強でも生徒指導でも、悔しさを大切にできた人から変わるでしょう。
最後に言葉を贈ります。
「悔しさがあれば頑張れる、夢があればもっと頑張れる」 ぶっ倒れるまで頑張ってください。