学校日記

が〜ん、大腸がん検査・・?

公開日
2015/06/01
更新日
2015/06/01

校長室から

「え!大腸がん検査・・・?」
4月に胃カメラを上から入れられ、今度は下から入れられるはめとなりました。
『前から後ろからどうぞは聴いたことあるが、上から下からどうぞは・・・。』
こんな体験誰も教えてくれないから詳しく書いてみます。

全ては4月の人間ドックに始まりました。その時は尿道結石でその薬で便秘になったのです。そこへ人間ドッグで検便を持って行かなくてはいけなくて、それも2日間分なんです。これが出ず、焦って力んでいたんです。それで痔となってしまったんです。
その結果、便に鮮血あり、すぐに再検査必要ありの紙が届くのです。
お医者さんに事情説明しても
「一回でも潜血した人はダメです」と言われ、渋々、受けることに。
『俺の気持ちも考えてくれ・・・』

前日には一箱、千円くらいの食事制限で昼食などエナジーみたいなものをチュウチュウ吸うだけで終わり、夜はレトルト食品のおかゆとハンバーグでした。
さぁー当日、多くの方が一緒に受けると聞いていたのですが、年配のおばちゃまと私の二人だけでした。おばちゃま、心配なのか、話すのが私しかいないのか、いつも話し掛けてくるのです。
『俺だって初めてで何もわからんって・・・。』

看護婦さんが手に下剤と2リットルの袋を持参してみえ「これ飲んでください」と言われるのです。言われるままに時間にそって飲むのですが、隣のおばちゃま「ペースについていけない」と私に不安を言われるのです。(おぃおぃ)

500ミリリットル飲んだだけでトイレに直行です。便は最初と最後、看護婦さんに見せなくてはいけないんです。これが恥ずかしい・・・。可愛いナースに「見てください・・・。」何回も行くうちに、もうケツからおしっこ状態になるのです。ここまで飲んだ水分はポカリスエットみたいなものが1リットル、お茶500ミリリットルです。最後に透明になったら看護婦さん呼んでOKをいただくのです。
『恥ずかい〜よ〜』
〈検 診〉
いよいよ検診です。最初に紙パンツを支給されるのです。ボクサーパンツ型です。「前後ろ間違えないように」と言われるのです。そうなんです。後ろが空いているのです。これに履きかえ診察室に行きました。そこには美人の看護婦さんが一人みえました。
『なんでこんな時に美人の看護婦さんなんだ〜』

看護婦さんにおしりに注射を打ってもらって先生を待ちます。
先生は男で若い人でした。
『これで女性だったなら、泣くよ・・・。』
それでは始めますと言われた瞬間、ケツに何かグリグリとはめ込む感じです。
『何が起きているんだ・・・。』

いきなり何かが入ってきてモニターに映ります。
「第一コーナーから第二コーナーがみんなが痛がる部位です。大腸がくねくねしているからね」何かゲーム感覚で楽しそうに操縦してみえます。
「小腸の所まで行って帰りに見つけるのです」
『先生〜、失敗しないでやってくださいよ〜』
そこへもう一人の若く可愛い看護婦さんが入ってきて、じっと見てみえるのです。
『おぃおぃ、何しにきたんやね』

「お!ポリープ発見」お医者さん嬉しそうに言われます。
『げ〜、あるのか、おぃおぃ』
「先生、良性ですか」とすぐ聞いてみます。
「多分良性、今、取りますからね」
輪みたいなものが先から出てきてその突起物にかかるようにし、そこで電気で焼くのです。光のようなものが見えました。角度が悪くうまくいかず、方法を変えることになりました。見ているとペンチみたいな物が出てきました。
『おぃおぃ腸の中に何でペンチが入っているの・・・?』
それで切って吸じんして「ハイ、取れましたよ」と看護婦さんの声。
それから何度も恥ずかしいポーズ取らされます。
『女房にも見せたこと無いのに・・・』

〈診察後〉
40分くらいでした。気分的に疲れました。「急には多く食べないでください。お酒もダメです」と言われます。
「ハィハィ」、不良坊やのその場だけの返事です。診察代は2万円ぐらいでした。

〈後日の審査結果〉
その日は朝早くから行きました。何の不安もなく診察です。
「良性ですね。心配ありません。来年もう一度、検診受けてくださいね」
『が〜ん、来年・・・?』受けません、絶対受けないぞと誓って病院を後にしました。