学校日記

あなたの家にスズメバチが巣をかけたなら、どうしますか?

公開日
2015/06/18
更新日
2015/06/18

校長室から

「大変、ハチが巣をかけてる」
写真付きでメールが我が家から届きました。
『げ!スズメバチじゃねぇ〜かよ』
写真見ると案外、大きく見え、びびりました。でも文章見るとソフトボールぐらいと書いてあります。いろいろ考えました。

『これで業者に取ってもらうと2万〜3万は要(い)るな〜』
『これって市で無料で捕ってくれねぇ〜かな』
『スズメバチは怖いよな〜、刺されたな死ぬよな〜』

以前、学校のスズメバチの巣を捕って頂いた時は無料だったんです。多分、市が払ってくれたと思います。しかし、これって本当に迷惑な話で、なんでスズメバチさん、あなたは隣にいけばよかったのに、なんで我が家なのと聞いてみたくなります。それでかけられて方が何万と払うのです。運が悪いしか言いようがありません。

『蜂には境界線ないのだから市で捕ってくれ〜、国境なき医師団だろ〜』

しかし、あんな小さいのなんとかならないかなと思い、帰りにカーマによって「蜂ころりん」みたいなものを買いました。850円くらいでした。でも業者に頼むよりは安いです。

『噴射距離11m!いけるんじゃねぇ〜』

さて、家に着いたなら、すぐに着替えです。まず、ジーンズにはきかえ、長袖の服と、その上にウインドブレーカーを上下着て、さらに雨カッパをその上から着ます。足下は長靴はいて、手袋は2重にして(手が防御で考えると弱そう)、顔は帽子にウインドブレーカーのフード、さらに帽子をかぶり(2重)、目は白内障の時、買った防御めがねにして、口元はウインドブレーカーフードでうまく隠します。首はタオルでぐるぐる巻き。これで完璧とは思うのですが普通はやりません。では何故、踏み切ったかと言いますと、

■:巣が小さい
■:こんなことで何万も払いたくない(おぃ)
■:外の蜂よりも家の中に怖い誰かがいる (おぃおぃ)

さっそく、この「蜂ころりん」使用です。飛ぶは飛ぶはで一気に勝負かけます。穴をねらって、たたみ込みます。

『出てくるかな〜』

恐怖の時間帯です。

『あれ!帽子が取れた。げ〜、退散!』

もう一度、服装直し、第二陣攻撃です。1匹も出てきません。まだ蜂が1匹も見えないのです。多分、入り口で塞いでしまっているのではないかなと思います。
『よし!全缶注入!』
液が下に流れてくるまでかけまくりました。そして、棒でカチンとたたき落としました。落ちた巣もかけまくり、上から踏みつけ!

『我が軍、完勝!負傷者無し!』

最後に袋に入れるのですが、ここが難しく、何かはさむ物を用意しておけば良かったと思いました。片付けに入り、体中が汗でびっしょりでした。

『こんなに汗かくとは・・・』

こうして風呂に飛び込み、シャワーを浴びたのでありました。その後のビールは最高にうまかったです。朝、見たなら蜂は3匹が死んでいるだけで後はいませんでした。防護が薄い中、攻めたのでしょうか。(桶狭間か・・・。)
みなさんは、間違っても自分ではやらないように、できればそのままが良いと思うのです。蜂は襲わない限り人を襲いません。

追伸:市によっては保健所が無料で処理してくれることがあるそうです。あ!保健所ね・・・。