「22歳の別れ」昭和のベスト10に入るフォークソングではないでしょうか
- 公開日
- 2015/06/21
- 更新日
- 2015/06/21
校長室から
「22歳の別れ」は伊勢正三さんの作詞・作曲です。高校時代に先輩だった南こうせつに誘われ、大学入学と同時にバンドを始めるのです。二人とも大分舞鶴高校、出身だったんですね。あのラグビーの強い大分舞鶴高校とは・・・。そこへ山田パンダさんを入れてできたのが「かぐや姫」なんです。「神田川」と同じくらい有名だったのがこの「22歳の別れ」です。
あなたに さようならって言えるのは 今日だけ
明日になって またあなたの暖い手に触れたら
きっと言えなくなってしまう
この曲は5年間付き合って、別れを決心した彼女の気持ちを悲しく表現してあります。
17歳から付き合って22さいで別れる、あまりにも5年間は長いです。では何故別れなくてはいけなかったのでしょうか。その理由は歌詞の中に隠されています。
私には鏡に映ったあなたの姿が見つけられずに
■私には彼の本心(深い愛情)が分からなかった。
私の目の前にあった幸せにすがりついてしまった
■他の男性にプロポーズされていて一般的な女の幸福、「結婚」を選んだ。
女性は安定志向が強いのでしょうか、彼を信じて付き合っていけば良かったのではないでしょうか。5年間は長いです、さよなら言われた男性は立ち上がれないのではないでしょうか。一生、彼女を忘れられないと思います。昭和の名曲でした。