学校日記

松山千春さんの「恋」 泣けます

公開日
2015/06/28
更新日
2015/06/28

校長室から

松山千春さんは北海道足寄郡足寄町出身で姉・弟の三人兄弟です。生後間もなく股関節脱臼と診断され、札幌の北海道大学附属病院に半年間入院。この時に父・明さんは入院費捻出のため多額の借金を背負うことになり、事業もうまくいかなかったこともあり、その後の返済が家計を圧迫したそうです。

すごく優秀で足寄高校では卒業時に首席となるなどでしたが、家のことを考えて大学進学をあきらめます。この後、多くの仕事をし、その中で「フォーク音楽祭」に応募し落選でしたが、生涯の“師”と仰ぐ竹田健二と出会うことになるのです。そして「季節の中で」が大ヒットし一躍大シンガーの道を歩き始められます。

今日、載せる曲は「恋」です。保護者の方が小学校から高校生ぐらいにリリースされた曲です。この曲は一人じっくり聴いていただきたいです。

歌詞の2番を少し載せてみます。
洗濯物は机の上に短い手紙そえておくわ
今度生れてくるとしたなら、やっぱり女で生れてみたい
だけど二度とへマはしない、貴方になんかつまづかないわ

この部分は非常にリアルで、結婚しようという言葉を待っていたんでしょうか。将来のことを少しも考えず、自分のやりたいことだけやっていた彼に、ここでさよならです。好きな人に自分からさよなら言うのは本当に辛いです。ここは彼女に同情票、一票です。

お酒飲んで帰ってきた彼、すごいショックでしょうね。信じていただけにこんな結果は全く考えてなかったと思うのです。これで生活が変わるでしょうね。酒におぼれるか・・・。そして彼女の存在に気付く、ま〜世間でよくあるパターンです。男性諸君、女性の優しさにいつも気付いていなくて、自分の考えばかり正しいと思っていると、こんな結果になりますよ。