校長です・・・、校長です 463 【ロミオとジュリエット】
- 公開日
- 2015/07/03
- 更新日
- 2015/07/03
校長室から
校長です。中2の二人が高校受験について話しています。
校長です。彼女、賢い彼に言うのです。
校長です。「あなたは頭いいからいいな〜」
校長です。彼は彼女励まします。
校長です。「そんなこと言わないで、一緒の高校へ行こうよ」
校長です。彼は彼女より勉強ができるのです。
校長です。彼女、誓います。
校長です。『必死に勉強して、一緒の高校へいくのだ!』と。
校長です。彼は彼で考えます。
校長です。『少しぐらい勉強、手を抜いてもいいかな』
校長です。彼女、脇目も振らずに勉強です。
校長です。彼は脇目も振って遊びまくりです。
校長です。おぃ、日本語がおかしい・・・。
校長です。それから一年が経ちました。
校長です。彼女はなんと成績がグーンと上がりました。
校長です。彼女喜びました。
校長です。『やった〜、これで彼と一緒の高校へ行ける』
校長です。彼は彼で少し遊び過ぎたようです。
校長です。成績も順調に下がりました。
校長です。おぃおぃ、日本語がおかしい・・・。
校長です。彼は考えます。
校長です。『まー、これで彼女と一緒の高校だな』
校長です。二人、久しぶりに高校の話をしました。
校長です。彼女、喜んで彼に報告です。
校長です。「担任の先生が受験しても良いって言ってくれたよ」
校長です。彼、驚きです。
校長です。「そんな・・・。」
校長です。それから彼は必死に勉強したのです。
校長です。でも決して上げることはできませんでした。
校長です。はい、お仕舞い。(おぃおぃ)
校長です・・・、校長です。