学校日記

校内めぐり 123 【もう一つの管内大会:大好きな彼】

公開日
2015/07/14
更新日
2015/07/14

校長室から

管内大会、炎天下で開催されています。一つのプレーに一喜一憂しながらの応援が続きます。野球会場でふと見ると、本校の一人の女子生徒が、それも2日連続、応援に来ているではありませんか。普段目立たないおしとやかな彼女だけに意外でした。応援となると、宮田から犬山からまでは団地からバスに乗り、江南から名鉄で犬山駅で降りてそこから歩かなくてはいけません。
「誰か好きな子いるの?」
こんな野暮(やぼ)な質問に笑って答えるだけの彼女ですが、彼女も野球部の彼から生きる力をもらっているんだと思いました。彼女だけでなく、多くの生徒が見つめる中での試合、野球部員は幸せ者かもしれません。こんなこと書くと、私も行きたかったと学校で練習している吹奏楽部の子が言うかもしれません。(誰じゃ?)

サッカーの会場に無理矢理「連れて行って」と野球会場でお願いしている北村さん達を発見です。野沢先生が丁度行くところで、仕方がないので連れて行ってあげるという話になり北村さん達サッカー会場へ。(どっちを応援しているの?)

野球の試合が終わり、サッカー会場に移動しました。正直、野球の試合がこんなに伸びるとは予測もしなかったです。サッカー会場に着くとまたまた、本校女子生徒がうじょうじょ・・・。(おぃおぃ)でも、みんな可愛いもんではないですか、しっかり約束守って制服で応援です。陸浦さん、岡崎さん、森田さんが、朝から、バスと電車でここ犬山東部中まで着たらしいです。着たというより、たどり着いたと言った方が良い感じでしょうか。ここは犬山駅からさらに羽黒駅まで電車で、そこから15分徒歩です。この炎天下です。かえるが道で干(ひ)からびて死んでいるシーン思い出しました。(おぃおぃ)

彼女たち、よくしゃべる、しゃべるで「野球部よりサッカー部の方が格好いい!」「○番は良いよ」「○番も」「○番も」とサッカー部の保護者の方が聞いたなら喜んでしまうのではありませんか。『ところで○番って誰だ?あ!彼か・・・』

試合に負けたけど、意外に本校の彼女たちはさばさばしているのです。彼を見たということだけで満足しているように見えるのです。(それとも周りに合わせているのか・・・。)この展開での映画シーンなら木陰で一人、彼を応援し、試合で負けた時、ハンカチで涙をぬぐうというシーンなんですが・・・。時代は変わったのでしょうか・・・。

グランドにも目をやり応援生徒にも目をやるこのプロ根性、教師って大変です・・・。(おぃおぃ)