学校日記

女子卓球部 管内大会を終えて…

公開日
2015/07/20
更新日
2015/07/20

部活動

 3年生のみなさん、ここまでご苦労様でした。新チームが発足して1年間、技術的にも精神的にも大きく成長しました。

 昨年の夏休み、新チーム発足の際、キャプテンの徳永さんが、「たくさん練習したい、試合がしたい」ということで、協会登録をし、強豪校へも頻繁にでかけるようになりました。おそらく月に1回は海部地区まで試合にいったような気がします。また、基礎体力をつけるため、市民駅伝に参加し、練習も行いました。3年生7人とも完走しました。

 昨年の夏休みに戻りますが、とにかく基礎練習を繰り返し行い、協会登録後初めての個人戦大会で藤本さん、石井さんが県大会出場という快挙を成し遂げたり、9月の市大会で徳永さんが3位入賞をするなど、技術がめきめき上がってきたことをうれしく感じました。

 そんな姿をみた後輩も3年生に追いつこうと3年生とのラリーを行ったり、男子と積極的に練習をしました。今回の夏の大会初戦では、スタメンの半分を2年生で占めるほどになりました。先輩のがんばりが後輩を育てることも身にしみて感じました。また、顧問の私の立場上、ベンチにいないときも多くありました。そんな中でも、仲間とアドバイスしあったり、伊藤コーチと連絡を密にとったりと自分自身で動き、ゲームに臨みました。

 7月18日団体戦、初戦苦しみながらの3−2での勝利。うれし泣きです。西尾張をかけた試合は2−3惜敗。悔し泣きです。1日にこれだけ感情の起伏が激しい日も人生そんなにありません。こんな気持ちになれたのは、ここまでの努力のおかげだと思います。最後の試合にもかかわらず、技術面・精神面で叱るべきことはありませんでした。精一杯の力を出し切れました。春まですぐに負けてしまった相手にあと1人まで行けたのですから…。それでも届かなかったのは、相手の力を認めざるを得ません。

 顧問の私が印象に残ったのは、2年生が泣いていたことです。あと1年あり、相手は3年生で力の差も確かにあるのにもかかわらず、この先輩たちと西尾張大会へ行きたかったのでしょう。また、先輩に勝利をプレゼントしたかったのでしょう。新チームでは、最上級生の2年生がこの3年生のよさをぜひ引き継いでもらいたいと思います。

 1・2年生のみなさん、明日から新チーム始動です。秋の大会まであと2か月。2年生の人数だけでは、団体戦登録メンバーに足りません。1年生も積極的に試合に出していきます。そのための練習をしっかりと行い、新しい目標に向かって取り組んでいきましょう。

 3年生のみなさん、ご苦労様でした。受験勉強などの気分転換にときどき部活をのぞいて、後輩に思いを伝えてください。

 保護者のみなさま、ここまでの応援、弁当の準備や交通費、道具費などのご支援本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

 多くの感動をありがとうございました。   
    
                  女子卓球部顧問  野沢 卓也

(写真は上から、1年生の時、2年生の時、3年生の時です。懐かしいですね)