学校日記

小学校のスポ少と中学校の部活の関係

公開日
2015/07/21
更新日
2015/07/21

校長室から

スポ少と中学校の関係、安易に考えない方がよいかもしれません。この大会中、ずーっと考えていました。小学校のスポ少は男子は野球とサッカーと長距離、女子はバレーとバトミントンと長距離を主に練習しています。それでもメインなのは男子は野球、女子はバレーだと思います。
最近、このスポ少に参加する児童が少なくなっているそうです。理由は保護者への負担があるそうです。スポ少に入ると指導や動員が保護者にかかるからです。宮中地区、土・日、勤務の家庭少なくありません。ましてや、お母さん一人で支えてみえる家庭も少なくありません。当然、スポ少への子供の参加には付き合っていけない家庭も出てきます。

中学校へ進学し、野球、バレー部女子はこのスポ少からの入部が主なんです。スポ少経験者以外で入ってくる生徒は少ないです。なぜならば、4月の入る時にもう技術的に差があると感じている生徒が多いからです。
また、基本的に野球、バレーが好きな子はすでに小学校の時からスポ少でやっているものです。ようするに興味関心の入学時点で限定的というのが現実ではないでしょうか。

本校の本年度の野球部6人、バレー部女子0人、驚くことです。野球部はサッカー部との兼ね合いも出てきます。サッカーと野球の現場については次回、書いてみたいと思いますが本校、これから部の運営がスポ少に大きく乗っかっているこの事実なんです。だからスポ少の指導者に手を合わせたり、応援したりしているのが現実なんです。なんとか小学校の時から運動をする児童が増えてこないかと考える今日この頃です。