学校日記

横浜・渡辺元智監督長い間ご苦労様でした。感動をありがとうございました。

公開日
2015/07/29
更新日
2015/07/29

校長室から

この夏限りで勇退する横浜・渡辺元智監督(70)率いる横浜は決勝で夏の選手権神奈川県大会決勝で東海大相模高に敗れ、渡辺監督の「最後の戦い」は、甲子園出場まで一歩届かず終幕を迎えました。それでも、渡辺監督は選手たちに胴上げされると、「選手に感謝。高校野球は自分の人生そのものだった」とさわやかな表情で語ってみえました。

横浜高校と言えばPL高校との死闘が思い出されます。1998年8月20日に阪神甲子園球場で行われた第80回全国高等学校野球選手権大会準々決勝でした。「死闘」そんな言葉がぴったりの試合で両者もつれて延長17回までいったのです。この延長17回をたった1人で250球ものボールを投げ続けたのが松坂投手なんです。

延長に入った試合で3つの試合を上げろと言われると、一つは三沢対松山商業で太田投手と井上投手の延長18回投げ合いで決着がつかず再試合になった試合です。これがしかも決勝戦だったんです。太田幸司投手はこれでスターとなっていたんです。

二つ目はこの横浜とPLの戦いです。
三つ目は2006年の田中将大投手を擁(よう)する駒澤大学附属苫小牧と、斎藤佑樹投手を擁する早稲田実業との決勝です。これも延長18回、決着がつかず、ものすごい試合になりました。斉藤投手はハンカチ王子と言われたのです。

これが延長戦の三大死闘かと思うのです。古い人は中京商対明石の延長25回を言われると思いますが昭和8年はさすがに生まれていませんでしたので申し訳ありません。
※写真は三沢対松山商業の写真です。得点ボードの並べ方に注目して下さい。
http://www.asahi.com/koshien/column/ano_natsu_list_8.html
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