江南団地を支えるのは・・・。
- 公開日
- 2015/08/02
- 更新日
- 2015/08/02
校長室から
7月30日木曜日、夕方18:15より、メーテレの「アップ」で特集「江南団地」が放映されました。
内容は「団地」の抱える問題から始まりました。当時、モダンな外観と最新の住宅設備に多くの人々が憧れを抱いていたものです。しかし今、団地は様々な難題を抱えているのです。孤立する高齢者たち。急増する外国の方々。そして少子化問題まで・・・。
今回の番組では愛知県江南市にある約3300世帯が暮らす巨大団地の“夏”に密着されて放映されました。今年1月に妻を失い一人になった78歳の男性の寂しさ・・・。86年間、孤独とともに生きてきて「いつ死んでもいい」と語られる女性・・・。さらに、20年以上団地で暮らすペルー人の一家の悩みもが・・・。
そんな中、今年も団地恒例の「夏祭り」の時期がやってくるのです。子どもが激減する中、住民たちは祭りにやってくるのか?問いかけていました。そして、そこへ現れたのは、藤里小学校卒業生なら踊ったことのある「よっちょれ」軍団なのです。この軍団、小学校側は少しでも踊りを見て頂ける機会や地域の方とのふれあいを目的としているのですが、テレビでは、意外なところに的(まと)をついていました。それはこの踊りに老人達が元気をもらったり、昔の懐かしい時代をかぶらせて楽しみにしてみえるのことがわかったのです。
結論です。「元気な団地を支えるのは、未来に生きる子どもたちです」この番組、なかなかのものでした。