小中連携の大切なところって・・・。
- 公開日
- 2015/08/06
- 更新日
- 2015/08/06
校長室から
2・3日前のことです。江南団地の信号待ちをしていた時です。小学生が自転車で5名ぐらい通っていきました。関心することにみんなヘルメットをかぶっていたんです。
「感心することに?」誰かに聞き直しされるかもしれませんが、藤里小学校に赴任した5年前には、驚いたことが2つあったのです。ひとつはヘルメットをかぶらずに自転車で走り回る児童。もうひとつは体育時に着替えをしないまま、めいめいの服装で体育の授業を受けている児童です。冬などカラフルでセーターやパーカーを着たままでした。もちろん約束はあったと思うのですが・・・。
さっそく、手をつけ、ヘルメット指導をしました。体操服も学校指定の安いのを作りました。中学校で着られるように同じような物を安く安くつくるように交渉しました。それから、後の校長先生にお任せして中学校へ来てしまったんですが・・・。何年経ったのでしょうか、今やこのレベルまでなっていることに感動するのです。次の校長先生も中学校畑の校長先生で生徒指導の一線をきちっと守って厳しく指導されていると聞いています。ここまで変わったことに驚きです。もちろん体育の服装も整っています。
今、中学校で心配行動を繰り返す生徒は小学校でもその予兆を必ず見せてはいなかったでしょうか。小さな規則を守ることを小学校で徹底していただくことが基本と思います。ヘルメットの指導が徹底した今日、この小学校を卒業して入学してくる本校生徒の変化には驚くものがあります。心配生徒が極端に減りました。部活動でも挫折することなく頑張る生徒が増えました。学習面でも、勉強を捨てる生徒がほとんどいなくなりました。こんな生徒を見るたびに、小学校の先生方、ありがとうございますといつも思っています。