学校日記

リンゴの唄 悲しい歴史をおんぶして

公開日
2015/08/06
更新日
2015/08/06

校長室から

「リンゴの唄(うた)」
この曲はテレビ放送や映画で終戦直後の焼け跡の空撮、闇市、買い出し列車などが流れる際、必ずと言っていいほどBGMに使われていたそうです。いわゆる日本人の復興の曲だったのです。この歌詞は皆さんも聞かれたことはあると思います。

赤いリンゴに 口びるよせて
黙ってみている 青い空
リンゴは何にも いわないけれど
リンゴの気持ちは よくわかる
リンゴ可愛や  可愛やリンゴ

戦争時、リンゴは贅沢品とされたのです。そして穀物を作るように国から指導が入るのです。農家の方々は一生懸命育てたリンゴの木を泣く泣く切り倒したのです。戦争の悲しい話が隠されていたんです。作詞家のサトウハチロウさんはそのこと知ってみえたのです。リンゴの気持ちは、そこにたどり着くのです。

追伸:「リンゴの唄」が正解で「リンゴの歌」は間違いでした。描いてしまったので許して下さい。