「戦争をしらない子供たち」 今一度、歌詞をかみしめて
- 公開日
- 2015/08/15
- 更新日
- 2015/08/15
校長室から
ジローズの「戦争を知らない子供たち」をご存じですか。
「戦争が終わって 僕らは生まれた」
「戦争を知らずに 僕らは育った」
この曲は、世はベトナム戦争の真っ最中、日本で流行った曲です。当時、なにげなく歌っていたこの曲ですが日本における代表的な反戦歌だったのです。ベトナム戦争へNOを突きつけるものであったのか、それとも戦争の悲惨さを忘れて高度成長に突き進む日本社会への戒(いまし)めだったのでしょうか。
日本は過去の戦争で多くの若者が戦場に散っていったこと、戦火の中で逃げ惑い、多くの方が亡くなったことなど決して忘れてはいけないことです。
戦争が終わって70年、少なくとも戦争を体験して戦争の怖ろしさを知ってみえる方は75歳以上の方ではないでしょうか。年々、少なくなっていくのが現実です。
誓わなくてはいけません。二度とこのような悲惨な戦争をやってはいけないことを。そして、戦後に生まれた我々こそ、戦争を知らない我々こそ、この悲惨さを伝えていく義務があるのではないでしょうか。
「おとなになって 歩きはじめる」
「平和の歌を くちずさみ ながら」
「僕らの名前を 覚えてほしい」
「戦争を知らない 子供たちさ」
戦争で亡くなられた方々に心より哀悼の意を表します。