みどりがめ、決して捨てないように!
- 公開日
- 2015/09/05
- 更新日
- 2015/09/05
校長室から
ミドリガメをご存じですか。正確にはミシシッピアカミミガメと言うのです。子供は外見の色からしてミドリガメの商品名で販売されています。
昔、懸賞でこのミドリガメが当たることがあり、本当にほしかったです。しかし、このミドリガメ、とんでもないことを秘めているのです。
最初は手の上に乗る位の大きさで可愛いのですが、これが1年で2〜3倍になり5年で20センチぐらいになります。当然、飼う容器もでかくなります。それと糞の掃除も大変、エサも大変となるのです。そこで飼い主はもう手に負えない、けれど殺すのは可哀想、では近くの川に逃がしてやるかの原理が働くのです。これが今日の日本の生態系異常を巻き起こしているのです。従来からいる日本の魚などが絶滅の危機に追いやられているのです。
どんなことがあっても死ぬまで一緒だと言うことを約束できる人しか飼ってはいけないこと忘れないでください。ちなみにこのミドリガメ、25年は生きると言われています。小学校3年生で飼うと、33歳まで生きるのです。(無理だろう・・・、そこまで飼うのは・・・。)