クスノキ:福山雅治
- 公開日
- 2015/10/12
- 更新日
- 2015/10/16
校長室から
長崎市出身の歌手で俳優の福山雅治さんが、戦争をテーマにした曲を歌ってみえたのはご存じですか。(反戦歌になるのかな?)それは長崎の原爆被害を乗り越えた被爆クスノキをテーマにした新曲「クスノキ」という曲です。実は福山さんは過去にラジオ番組で親が被爆していたことに触れ「僕は被爆2世」と語ってみえたのです。この「クスノキ」は長崎原爆の時も倒れず、被爆2年後に芽を吹き返したのです。その歌詞の一部を紹介します。
「我が魂は この土に根差し、決して朽(く)ちずに 決して倒れずに」から始まります。
「片足鳥居と共に人々の営みを歓びを 悲しみをただ見届けて」
「我が魂は 奪われはしない、この身折られど この身焼かれども」と強く生き抜く気持ちが表現されています。
この曲を聴くと福山さん自身の生き抜いてきた歴史と重なるのは私だけでしょうか。父を早くして亡くし、それでもビッグになってやろうと必死に頑張ってこられた福山さんです。苦しかった時代があったこそ咲いた花は大きかったのでしょうか。