西尾張駅伝大会を振り返り
- 公開日
- 2015/10/18
- 更新日
- 2015/10/19
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昨日の駅伝の感想など書いてみます。今日は女子チームです。
女子の1区野津里実さん、全国大会に出場した選手と、古知野中の1・2を争う速い選手に連れられ、3人が集団から抜け出してグランド2周して出て行きました。(写真3番目)『オーバーペースにならないといいけど』と心配したのですが、なんと戻って来た時は、2位をしっかりキープし1位ともあまり差がなかったのには驚きました。思えば昨年度は足の故障などで走ることができませんでした。彼女もまた苦しい1年間を歩んだ一人です。でも、なぜかいつも笑顔だったのが印象に残っています。きっと心配かけまいと振る舞っていたのではないでしょうか。それか『きっと治る』と自分への言い聞かせだったのでしょうか。
2区の中山絵里加さん、すごい位置でもらってびびったでしょうね。でも彼女は普段から真野先生の厳しい指導のおかげで何事にも動じないところがあり、グランドを自信もって出て行ったんです。女子の2区はどのチームも3番目に速い選手を揃えてくるところです。3・4人はやられるなと思っていたのですが、なんと、1位で戻ってきたのです。これには管内大会でもなかった位置で驚きました。グランドアナウンサーが「68宮田」と呼ばれた時、どよめきが起きました。しかし、女子がトップに立つなどここしばらくなかったことです。
3区の安藤愛瑠さん、これまたびっくりでしょう。1位で受け取ると、前がいないからどう走ってわからないものです。ひたすら逃げるしかないのです。そのスピードを自分で決めなくてはいけないものですから、1年生の安藤さんには難しいと思いました。それでも必死に逃げてくれたのが印象です。お父さん、お母さんドキドキだったのではないでしょうか。
4区の元山怜香さん、非常に負けず嫌いの性格と思います。管内大会の時も良い走りをしていたのですが笑顔を見せなかったです。『もっといける』という自分への厳しさだったのでしょうか。今日はAチームに入り、よく走ってくれました。唯一の3年生ということあり、チームへの想いも人一倍だと思うのです。立派、立派。
5区、アンカーは堀山颯さん、急に伸びてきた彼女です。この生徒にはものすごく期待しているのです。性格も前向き、努力も人一倍、長距離選手にぴったりです。彼女もアンカーの強力なメンバーの中、必死に走ってくれました。この選手は今後、どこまで強くなってくるか楽しみです。アンカーの重責、しっかり果たしてくれました。
昨日はアナウンサーの方、うまかったですね。会場が本当に盛り上がりました。とても感動あるレースで振り返っても興奮感、冷めやらずという感じです。次は県大会、もう一段上へ行きましょうか!(校長)