何故12月を師走(しわす)と言うの
- 公開日
- 2015/12/05
- 更新日
- 2015/12/05
その他
12月のことを師走(しわす)とも言いますが、この字、なんだかおかしいです。師が走ると書くのです。つまり、師が挨拶回りなどで走り回らなくてはならないほど忙しくなる時期と言うことです。
では師って誰でしょうか。多くの文献があり、いろんな説があるのですが、日常会話ならこの2つでいいのかなと思い載せてみます。
師をお坊さんとした時
年末になるとお坊さんが家に来てお経をあげるということが昔からあったようです。現在でも田舎の方などへ行くと、よく見かけるそうです。12月はお坊さんにとってはお盆のように忙しい月という説。
師を先生とした時
先生とは学校の先生のことで、年末になると日頃落ち着いている学校の先生も忙しく走り回る月だというところからきた説です。でも昔は学校なんてなかったから、どうなんでしょう。今に置き換え、確かに成績処理、進路指導などで多忙な月となり、まさに師=先生がぴったりという感じではないでしょうか。