フォークを聴こう 【狼になりたい:中島みゆき】
- 公開日
- 2016/01/03
- 更新日
- 2016/01/03
校長室から
中島みゆきさんの「狼になりたい」をご存じですか。この曲、もろに「吉野屋」と店名が出てくるのです。いつも思うのですが、吉野屋さんみたいなところは様々な人間模様が見られるのです。仕切りが無くプライベートがないというか、もろに他人が見られる、今で言う人間モリタリングの場所でもあるのです。中島みゆきさんは夜明け間際の吉野屋さんに行かれたことがあるのでしょうか。
歌詞は「夜明け間際の吉野屋では」から始まります。 夜明け間際の吉野屋さんはさすがに行ったことがありませんが、昼間でも、ここに集まる方々は多くの事情をもってみえるのかなと思います。何かみんなで笑顔でというより様々な雰囲気が感じられるのです。ましてや夜明け間際となると、それまで仕事していた人とか、遊んでいて食べる時間がなかった人となるのでしょうか。それはそれは人間模様がすごいのではにでしょうか。
歌詞は一人の男性がお店の中見渡し、手前のおやじや隣の化粧のはげた女性を見て、いろんなこと考えてみえるのです。「ビールはまだか」と叫ばれるのは自分に酒の力借りて勇気を得たいようなところも伺えます。「狼になりたい」この歌詞、難しすぎで考えようによっては真面目に生きたきた自分に自信がなくなっているのか、この時間に、ビールとバイクだけに、遊び人か・・・。誰か解説してください。この女性の化粧という「この」がキーポイントでしょうか・・・。