「大家族石田さんチ新春SP密着19年目」良い番組でした
- 公開日
- 2016/01/04
- 更新日
- 2016/01/04
校長室から
1月3日(日)18:30〜21:54放送「大家族石田さんチ新春SP密着19年目」の番組を何気なく観ていました。大家族がどのように成長していくか19年も追い続けているのです。その中で。昨夜、特に目に留まったのは、七男の隼司君でした。中学の時、横道に行っちゃうのです。髪は茶色、ピアス、外泊と大変な毎日を送っていました。
そんな時のお母さんの言葉がとても印象に残りました。
「人は息子に甘いとか言うかも知れませんが、当事者にしかわからないこともあり、ここで冷たくし、突き放したなら、後できっと後悔すると思うのです」
それでも隼司君は母親の気持ち知らずでいっこうによくなる気配がなく、家を出ていたお兄さんも家に来て、彼と話していました。
そんな彼が選んだ進路は美容学校でした。それから彼か真面目にその学校に通い始めるのです。その時の彼は中学の時と違い、優しい柔らかい顔になっていました。「どうしてこうなった?」と聞かれ「テレビが回っているのでうまく言えんけど、お金持ちになりたいではないですか、女の子にモテたいと思うのではないですか」と答えていました。すごい答えだと思ったんです。彼は初めて将来を見て語ったと思いました。これが夢なんです。夢が出来たから変わったのではないでしょうか。その時の彼はとてもハンサムに見えました。きっと私だけでなく番組を観ていた多くの方が感じられたと思います。
それから彼は家が浸水の被害になった時は友達を連れて手伝いに来るなど、一人前の男になっていました。改めて中学生の時って本当に難しいと感じさせられた番組でした。日本中で、同じように悩んでみえる家庭がありましたなら、あの番組、観ていただきたかったです。そして、「いつまでも苦しさは続かないよ」と教えてあげたかったです。でも、ここが大切なんですが、ほかって置いたなら違う結果が出てたんではないでしょうか。母さんの「突き放したなら後できっと後悔するよ」に繋がると思います。(校長)
追伸:美容学校って4年かかるのですね。勉強不足でした。それとも彼だけか・・・。