「新貧乏物語」ご存じですか
- 公開日
- 2016/01/06
- 更新日
- 2016/01/06
校長室から
「新貧乏物語」として中日新聞に連載で載っていました。これは大学時代、借りた奨学金の返還に苦しむ若者を描いた話です。
今、大学生の半分、つまり2人に1人が奨学金を借りていると言われています。その理由は家の収入(賃金)が上がらず、大学の授業料だけがどんどん上がっているという現状からきていると言われています。
漫画に興味ある方ならこの題材を週刊漫画ゴラク『ミナミの帝王』(原作・天王寺大/画・郷力也)で描かれていたことを知ってみえる方もみえると思いますが、今回はいよいよ、中日新聞、そしてテレビ番組「あさチャン」と続いてきました。今、日本がこれで少し、動き始めた感じがします。動き始めたと言っても、みんなが『大変だ・・・。』『もう少し利率が下がらないのか』『頂ける奨学金を増やせないか』とざわざわし始めた程度です。
今の中学生が大学生になる頃には何らかの救助があるかもしれません。「貧困だから大学へ行ってはいけないのか」、「将来まで借金が続くのか」素朴な疑問を若者が投げかけています。新聞、読んでいて多くの事を考えさせられました。
※写真は奨学金援助を訴える学生達です。