フォークを聴こう 【なごり雪:伊勢正三】
- 公開日
- 2016/01/11
- 更新日
- 2016/01/11
校長室から
「なごり雪」は、当時、かぐや姫の伊勢正三さんが作詞・作曲した曲です。後から、イルカが歌って大ヒットした曲です。みなさん、知ってみえましたか?歌詞の中では東京の駅が舞台となっていますが、実は伊勢正三さん本人の出身地である大分県津久見(つくみ)市の津久見駅を舞台に書かれていたのです。後になって、伊勢さんが語ってみえました。そうなると話は早いです。付き合っていた彼女が大学か就職かで故郷(ふるさと)を離れる時の様子を歌った曲とわかるのですが、違うでしょうか。付き合ってきて「行くな」とも言えない彼の切なさがとてもよくわかります。
■:「汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしている。季節はずれの雪が降ってる」
二人が高校3年生を終えた3月でしょうか。新生活のために故郷離れるのは3月です。ホームでの別れは実に悲しいものです。ましてや好き同士で切り裂かれるような別れには二人とも涙こらえているのでしょうか。
■:「東京(津久見)で見る雪はこれが最後ねとさみしそうに君がつぶやく」
この部分が一番ポイントと思います。彼女は「これが最後ね」とはどんな意味でしょうか。単になごり雪でもう最後だというのでしょうか。それとも、もう津久見には帰ってこないという意志の表れなのでしょうか。それともあなたと見る雪が最後、つまり、さよならと言う意味なのでしょうか。
■:「なごり雪も降る時を知り、ふざけすぎた季節のあとで
今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった」
別れていく彼女は本当にきれいに見えるものです。逃げた魚は大きいと一緒です。(おぃおぃ)そんなものではないですが、別れの時の彼女はやっぱり一番可愛く見えるものなんです。死にたいくらいの気持ちになるものです。そこまで可愛いのです。
■:「動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている」
これ以上の解説はあなた自身でどうぞ・・・。こんな淋しい曲だったんですね。
追伸:津久見駅では特急発着時に「なごり雪」のメロディが流されているそうです。また、記念のものが建っているそうです。写真は津久見駅のホームです。ここで二人、別れたのですね。

