荒れる成人式と彼等の気持ち
- 公開日
- 2016/01/13
- 更新日
- 2016/01/13
校長室から
今年も全国各地の成人式で迷惑な若者が青春を謳歌していました。彼等は酒の力を借りて威勢を張ってしまったのでしょうか。マイク取り上げて「おめぇがあいさつしてんじゃねぇ〜よ!」これ本心でしょうね。『俺を忘れるな』という気持ちからでしょうか。でも、これはいかんことです。当日までにどれだけの人が、この会の企画・運営に関わったでしょうか。特にどの市町も一緒だと思うのですが、今年20歳になった各中学校代表の方が何度も集まって企画されてきたものではないでしょうか。
では何故に、そこまでやってしまうのでしょうか。彼等は淋しいと思うのです。相手してほしいと思うのです。認めてほしいと思うのです。「すごいね」と言ってほしいと思うのです。違っていたなら申し訳ないです。
彼等は警察に捕まって、その日に帰ることできたのでしょうか。帰れたこと祈っています。帰れたなら、次に日はまた仕事にニッカポッカでもはいて、二日酔いのまま出かけたのでしょうか。現場でまた叱られながら仕事しているのでしょうか。あごで使われ、「はい」と頑張っているのでしょうか。彼等の気持ちを考えてしまう成人式です。
卒業式でも、卒業生が母校の中学校に来たがるのもなんとなく似ています。それだけ、自分の存在が自分でもわからなくなっているのでしょうか。「淋しいんだよね」「誰かに相手してほしいんだよね」「認めてほしいんだよね」「先輩、すごいと言ってほしいのだよね」
とかく批判だけの世界ではいつまでも解決しません。裏に何があるのか、そこまで考えて改善していってあげるのも大人の世界ではないでしょうか。本当の成人になっていただくためにも(校長)
※写真は江南市の成人式です。立派にみんなが育っている江南市が嬉しいです。

