フォークを聴こう 『旅立ち:松山千春』
- 公開日
- 2016/02/21
- 更新日
- 2016/02/21
校長室から
松山千春さんの「旅立ち」です。この曲、松山千春さんファンなら必ず、松山さんのベスト5に入れる曲です。(この他には「銀の雨」だと思います)
この曲、3月の別れの曲でしょうか。今まで思っていたのは結婚できない二人とばかし思っていたんですが、春の別れ歌で選ばれてくるところみると大きな勘違いだったのでしょうか。
「私の瞳が濡れているのは涙なんかじゃないわ、泣いたりしない」
■:彼に涙を見せると彼が悲しむ、彼に心配かけるという切なさが伺(うかが)えます。
「この日が来ることなんか二人が出会った時に知っていたはず」
■:これなんですよね。この日が来ることなんか以前からわかっていたということなんですが、大学が地方の方で、卒業で彼が地元に戻っていくか、仕事のため、地方の支所に勤務していて、会社から戻れと連絡受けたか、そして、もっと別の考えで、彼には奥さんがいたのか・・・。(おぃおぃ中学生には早いぞ!)それか、彼女はどうしても故郷の両親をすてて、彼についてはいけなかった、さてどれでしょう。
「さよなら言わずに笑ってみるわ、貴方の旅立ちだもの泣いたりしない」
■:こう言いつつも涙で一杯ではないでしょうか。
短い詩でここまで女性の気持ちをよく表現できるなと感心します。是非、中学生にも聴いていただきたい曲です。
※写真は足寄駅(あしゅろえき)です。