学校日記

校内めぐり 145 【公立推薦】

公開日
2016/02/26
更新日
2016/02/26

校長室から

公立の推薦結果が届き、これで私学合格した人と一緒で一足早く春を迎えた人が増えました。担任の先生より合格の知らせを聞いて天にも昇る気持ちになったのではないでしょうか。合格した生徒諸君、おめでとうございます。

でも、かたや、うまくいかず、先生の知らせに涙流した人もいました。翌朝、門でどんな言葉かけようかなと思ったのです。「悪かったな」と声かけました。合格したのは君の努力、うまくいかなかったのは先生の努力不足、半分は責任をもらってあげると、きっと楽になると思うのです。

「悪かったな」と声かけると一人の生徒は言ってくれたんです。
「すべることは最初から覚悟していました。落ち込んでいません」と。普通科を受検した彼女がこう言ってくれたのです。
もう一人の生徒も登校してきて
「何も落ち込んでいません、心配しないでください」と笑って答えてくれました。(あんなに泣いていたのに・・・。)将来の夢まで語っていた彼女でしたが、ただ、ただ『ありがとう、頑張れ』の世界でした。
きっと、春がくる!彼等と話してみて、そう感じました。頑張って下さい!

追伸: それと、もうひとつ思ったのは、夏の大会、コンクールで負け、世の中、自分の思うようにいかないことを体験することはものすごく大切ということでした。部活動の意義ってこんなところにも繋(つな)がってはいないでしょうか。