誠信高等学校の卒業式に行ってきました
- 公開日
- 2016/03/03
- 更新日
- 2016/03/03
校長室から
昨日、誠信高等学校の卒業式に行ってきました。すごい人でした。体育館に入りきれるかという感じさえしました。聞けば保護者のみなさんの参加が過去一番らしいです。
倉知三雄校長先生の式辞にはいつも感動を頂きます。卒業生の君たちの一挙手一投足(こまかな一つ一つの動作や行動)には必ず母校の名がついてまわります。素晴らしい行いには母校は輝き、悲しい行いには母校は沈むという結果がついてきますと言われました。また、式辞の中で野球部の練習試合で雷にうたれ亡くなられた安藤君にも触れられていました。
そう言えば、安藤君のお母さんも式に参加してみえました。卒業証書授与の時、一人一人、名を呼ばれるのですが、その時、クラスメートみんなで「はい」と返事をしていました。それが悲しくて会場に涙する姿が目立ちました。
誠信高校のすごいところは「素直さ」なんです。一人一人の返事に来賓のみんなが一人一人を目で追いかけているのです。思わず目で確かめたくなるような返事をしてくれるのです。それと、リーダー層のすごいことです。昨日の答辞を読んでいたバレー部の生徒は「すごい」と誰もが思ったと思います。
また、この学校は一人一人を大切にし、その生徒の可能性を追求する姿勢があるのです。付き合わせて頂いて何年も経つのですが、本当に一人一人、中学校と連絡を取るなどして大切にします。何かあると連絡も入ります。
今年も多くの生徒が卒業していきましたが、立派な旅立ちでした。