フォークを聴こう 【花は咲く】
- 公開日
- 2016/03/11
- 更新日
- 2016/03/11
校長室から
「花は咲く」はNHK 東日本大震災プロジェクト、被災地の復興を応援するテーマソングをということで制作されました。作詞は岩井俊二さん、作曲は菅野よう子さんで二人とも宮城県出身の方でした。
この歌詞、震災で亡くなられた方になって書かれているとわかると、全てがよくわかるのではないでしょうか。それと「いつか生まれる君に」という歌詞があるのですが、想像ですが大好きな彼との間にできた子供が本来なら生まれてきて幸せになって生きていくという夢、空想の世界も描いてはいないでしょうか。
花は咲く
■「真っ白な雪道に、春風香る。私はなつかしい、あの街を思い出す」
:3月の東北、まだ雪道を彼女は思い出しています。
■「叶えたい夢もあった、変わりたい自分もいた、今はただ懐かしい あの人を思い出す」
:一人の女性が誰でも思うことでしょうか、夢もあり、好きな人もいたのでしょうか。
■「誰かの歌が聞こえる、誰かをはげましてる、誰かの笑顔が見える、悲しみの向こう側に」
:悲しみの向こう側に・・・。もう亡くなってしまったんでしょうか。天国に旅立つてしまったのでしょう。
■「花は 花は 花は咲く、いつか生まれる君に、花は 花は 花は咲く私は何を残しただろう」
:もっと生きたかった、もっともっと生きたかった。花畑の中で彼と彼の子と、私で一緒に歩くはずだった・・・、それが夢だったのに・・・。私は何を残したのだろう。
荒れ果てたこんな地にも花はきっといつか咲く。いつか生まれてくる子のために。私ができなかった夢を誰か叶えてあげてください。
いかんでしょうか・・・、ここまで飛躍しては・・・。写真は震災の被害が出た東北の街です。