学校日記

終了式 『夢を語ろう』

公開日
2016/03/24
更新日
2016/03/24

校長室から

終了式で校長先生より以下の話がありました。

1月15日 2年3組の習字の授業を観た。誰もが真剣に取り組んでいた。宇佐見亮太君がうまいのは意外だった。

1月17日 尾張駅伝が行われた。飯海颯太君、森虹樹君の活躍が目に付いた。岩田啓志君がゴールインの仕方を考えていて1秒ロスして区間賞を逃したらしい。

1月18日 バスケット部の中村太一君と話した。とても思いやりのある子だった。池谷内透矢君もいるし、佐々木翼君もいるし、優しさが伝わってくる生徒が多い。そのことを中村君に言うと、高木友河君も忘れないで下さいと言ってきた。バスケット部、みんなが優しい集団ではないだろうか。

1月31日 野球部がお父さん方と試合を行っていた。1年生の杉本哲士君が投げていた。お父さん方に打ち込まれて、ファーボールを出すなど、自分でも納得のいかないピッチングだったようで、一人ネットの方を向いて悔しがっていた。強くなると思った。

2月1日 インフルエンザで学級を早く帰すことになった。出席黒板を書きに来た飯海颯太君達が早く帰れるのですかと嬉しそうな顔をしていた。

2月6日 ソフトボール部が浅井中学校と練習試合を行っていた。ピッチャーの岡地亜依さんが必死に投げていたが、連打をあび、泣きながら投げていた。

2月15日 ある2年男子生徒が廊下で話しかけてきた。「小牧工業へ推薦下さい。親戚がアウディの会社をやっていて、自動車科へいきたいんです」と言ってきた。推薦なので内申も関係あり、その場では答えられないことではあるが、嬉しかった。

2月18日 玄関掃除の中嶋悠斗君が来校されたお客様に気付くことなく、ほうきをギターにして歌っていた。来校されたお客様が彼の後ろで笑ってみえた。

2月27日 サッカー部と青木さんの写真がホームページに載っていた。青木さんはこの学校のあらゆる所をペンキを塗っていただいた方である。契約が切れても、みんながあまりにも素直で声かけてくれるので、ボランティアとして塗ってくださった。ただ、青木さんの身体は病気との闘いの最中である。このサッカー部の笑顔の中で写られた写真は忘れられない写真であった。

3月12日 ソフトボールの市内の大会を応援に行った。なんと古知野中にコールド勝ちをしていた。あの泣き虫、岡地亜衣さんがしっかり投げていた。さらにホームランまで打っていた。

3月9日 三年生の卒業生4名を招いて2年生で進路学習が行われた。どの生徒も真剣に聞いていた。研究ノートを出してると生徒に聞くみんな「頑張ってます」と返ってくる。このノートに宮中の学習成績を賭けたい。

3月17日 公立の受験発表があった。思わぬと言うより、信じがたい好結果が出た。真面目にこつこつやってきた生徒が多かったが、多くの生徒が最後に笑うことができた。真面目はやはり強いことを再認識した。それと新研究はやっぱり大切で、これにかけてみたいと強く思った。

さて、これで1年が終わろうとしています。この3学期を振り返り、一番印象に残った言葉は2年男子生徒の話した言葉「推薦下さい」でした。彼が将来について語った、彼が夢を語ったということです。夢を語る事が出来れば人間は下がりません。そう言えば昨日も東真愛さんと尾関杏奈さんがいきなり「相談、相談」と言って、高校のことを聞いてきました。とてもいいことです。

生徒諸君、特に2年生、部活で進路で夢を語ってください。目標のない生徒はどこへ進むのかわかっておらず、生活がフラフラします。夢を語りましょう、夢を探しましょう!この春は忙しいですよ。