学校日記

羽生君、いい経験しましたね!

公開日
2016/04/03
更新日
2016/04/03

校長室から

フィギュアスケート世界選手権 男子フリー、羽生選手、2位に終わりました。あれだけショートプログラム(SP)でリードしていてひっくり返されたのですから悔しくて仕方がないと思います。試合後に「もう一度、やりたい」と羽生選手です。これが全てを物語っています。何故にあんなに、失敗したのでしょうか。

冒頭の4回転サルコーで手をつき、新たに採り入れた演技後半の4回転サルコーで転倒。得意のトリプルアクセル(3回転半)も乱れました。

思えば、30日の公式練習で起こった時、テン選手とのトラブルが原因でしょうか。羽生選手がSP「バラード第1番」の曲掛けの練習中に、ジャンプに向かう軌道上でテン選手がスピンを行っていたのです。羽生選手、過去に中国で試合前にぶつかったという苦い経験があるだけに接触は怖いと思うのです。このマナー違反に「それはねえだろ、お前!」と声を荒げ、その後のトリプルアクセルで転倒したそうです。右手で壁を叩いて怒りを露わにしていたと報道されています。この段階から心理戦が始まっていたかもしれません。

とにかく良い経験したと思って、次に頑張っていただきたいです。羽生選手、あなたには笑顔が似合っている!