マスクの君、そこの君
- 公開日
- 2016/04/21
- 更新日
- 2016/04/21
校長室から
マスクの生徒が多すぎです。マスクする生徒の理由は花粉症が多いのですが、昨年度も書きましたが、いろんなことを心配します。
一つ目は自分に自信がなく、なるべく顔を隠し、隙間から人を見ているような生徒はいませんか。顔に自信がないのか、自分に自信がないのか、人と接するのを拒(こば)むのか。「みんな自分にもっと自信持てよ!みんな可愛い顔してるだろう」と思ってしまうのです。マスクをかけることにより、逃避することを覚え、よりひどくならないか心配するのです。宮田中は特にマスク使用率が高いのです。他校に行くとあまり見かけないのです。そう言えば、マスクで報告された例で、本校ではありませんが、給食もマスクをしながら食べている生徒がいるそうです。一口、一口食べながらマスクを上げ下げしているとのことです。こうなると、やはり心配です。
二つ目はマスクだと表情が伝わってこないことです。もし仮に先生がマスクして授業したなら、みなさんどうでしょう。表情が伝わってきませんので接するに苦労しませんか。笑顔が一番、人に安心感を与えます。それがマスクによってディフェンスされるのです。マスクによる笑顔損失、それによる人間関係への影響、軽く考えてはいけません。
三つ目はファッションで、つけている生徒はいないでしょうか。グループ全員でつけてる子達はいませんか。マスクをファッションにしないでください。
マスク、イコール病人のイメージがあります。これだけマスク姿が多いと、学校イコール病院となってしまいます。元気のない子、元気がない学校ってどうなんでしょう。
でも、こう書きながら申し訳ないと思うところもあるのです。中には本当に病気でマスクをしなくてはいけない生徒もいます。これも大切な事なんです。早く良くなるといいですね。
さて、外せられる生徒から、外してみてください。そして笑顔を振りまいてください。