中日新聞 「学校カーストの存在を許すな」より
- 公開日
- 2016/05/04
- 更新日
- 2016/05/04
校長室から
5月2日中日新聞8面で斉藤環筑波大教授が「いじめ防ぐため客観的ルールを」と書かれていました。その中で「学校カーストの存在を許すな」とあり、興味深く読ませて頂きました。
「上位層はクラスの決定権を掌握し、中位層は取り巻き、下位層には決定権がない。下位層の子ほどいじめに遭いやすい。学校の先生方は知らなかったり、認識していても上位の子に取り入ってクラス運営に利用したり・・・。まずカーストを解体してもらいたい。」
なるほど、考えさせられる記事です。また、勉強にもなる記事でした。
いじめもあまりにも幅が広すぎて、暴力行為や自殺まで引き込む事件などは学級を超えた教師の指導が徹底できないグループの存在もあります。今の学校運営でまずは教師より上のグループを作らないことも大切になってきます。要するに先生よりグループの方が怖いという存在です。カーストという身分序列の言葉が出てきたところで、では教師の立ち位置はどうなんだとふと考えさせられました。クラスの中のカースト、学校のカースト、部活のカースト、気をつけていきたいと思い、何度も読ませていただきました。
※写真は文章とは全く関係有りません。笑顔の生徒達がいつまでも見られますように・・・。