痛快TV スカッとジャパンより 「いじめについて:嫌なことは嫌だから、やめてくださいの一言を」
- 公開日
- 2016/05/31
- 更新日
- 2016/05/31
校長室から
「痛快TV スカッとジャパン」は月曜日、東海テレビで19:57〜放送される番組で、スタジオにはMCの内村さんと、スカッとしたいゲストのみなさんが集まり、番組に届いた体験話をドラマ化し意見を言い合うものです。
昨日の番組の中で「いじめ」があり興味深く観させていただきました。投稿した彼女は小学校の時、いじめに遭っていたのです。ある日、学校帰りに3人の男子から汚い言葉でいじめ受けていたのです。そこへ一人の児童が現れ「多くの人数で一人をいじめるのはみじめじゃないか」のようなことを話すのです。それをいじめられていた彼女は後ろから見ていて、首筋のところにほくろが2つある子だとインプットするのです。その男の子は彼女にも「何故、嫌なことは嫌だとはっきり言わないの」と注意するのです。
時は流れ、彼女も高校生になりました。でも相変わらずいじめの標的になっていました。いじめグループに追い回され「うっとうしい」と言われ、究極は「学校、辞めてくれない?」とまで言われるのです。
ある日、一人の転校生の男子生徒がやってくるのです。何気なしに彼女は彼の存在にも気付かず生活しているのです。いじめはエスカレートして彼女はグループに屋上に来るように言われ、一人で行くのです。そこでまた罵声(ばせい)を浴び耐えていると、なんとそこへ転校生が現れ「多くの人数で一人をいじめるのはみじめじゃないか」と叱るのです。彼女は後ろから見ていて、首に2つのほくろがあるあの時の少年と気付くのです。
彼は彼女に言います。「嫌なことは嫌だからやめてくださいと何故、言えないのか」と。小学校の時のセリフです。彼女は「あなたはどんなことも勇気もって言えるの?」と聞くのです。さらに、「私のことをどう思ってるの?」とまで言うのです。彼は「俺は大人だから何でも思っていることは言えるよ」と言い、「君が好きだ。小学校の時からずーっと好きだった」と言うのです。ここで終わるのです。(おぉぉぉ)
さて、学校では屋上に上がれないし、そのグループは次の日はもっといじめがエスカレートするのではと言う意見も出て来るのですが、それはそれとして彼の言った
「嫌なことは嫌だから、やめてくださいと何故言えぬ」
の一言をものすごく大切と思いました。いじめを行っている側はそれさえ気付かないこと多いです。嫌だと言われ、そこで初めていじめをしていたことに気付くのではないでしょうか。テレビも良いこと言うではありませんか。
生徒諸君「嫌なことは嫌だから、やめてください」この言葉覚えておいてください。
本当にちょっぴりですがスカッとしました。観られた方はみえますか?