学校日記

井村雅代、シンクロに人生をささげ、リオに挑む

公開日
2016/07/06
更新日
2016/07/06

校長室から

井村雅代さん、日本シンクロナショナルチームのコーチです。かってはイギリス、中国の指導者もされたことがあります。中国に渡り、日本を破った経験もあるのです。また、多くのスター選手を育てたり、日本、中国にメダルをもたらせたりで、日本のみならず世界から「シンクロの母」とも言われているのです。こんな井村さん、どんな方なのでしょうか。

大阪府出身の井村雅代は、小学校の頃は水泳をしてみえて、中学からはシンクロに転向されます。その後、高校、大学を卒業し、中学校の保健体育教師になられました。おいら驚きです。同業者なんです。中学校の先生・・・。その間、シンクロ選手として、日本選手権で2度の優勝、ミュンヘン五輪への出場を果たされます。そして思い切って教師を辞め、シンクロ指導者の道を選ばれたのです。

井村さんテレビでも言ってみえました。「銅、銀ときたなら金を取らせてやりたいと思うのがコーチのロマンです」これは、井村さんは選手のために努力するというより、自分への挑戦という部分が非常に強いです。チームのことを思っていたり、一人一人のこと思っていたりすると厳しい練習などできません。「勝って、我々がやってきたことが正しかったことを選手に教えてやりたい」井村さんの自分への挑戦、おいら大好きです。リオでどこまでいけるか、コーチ指導力の勝負を挑もうとされています。